がんの治療費はどのくらい

医療費

がんの治療費はどのくらいかかるのでしょうか。
公益社団法人全日本病院協会による診療アウトカム評価事業の調査より、 2013年1〜3月の平均は以下のようになっています。

胃がん:入院日数約19日・約29万円
結腸がん:入院日数約15日 ・約25万円
直腸がん:入院日数約19日・約34万円
気管支がんおよび肺がん:入院日数約14日・約23万円
乳がん:入院日数約13日・約23万円

上記の費用は、 医療保険制度内での計算で、自己負担の三割分です。
この金額に、「特定療養費」という費用が加算されることになります。 特定療養費には「評価療養」、「選定療養」の二つがあります。 先進医療、適応外の医薬品の使用などが評価療養に含まれます。 選定療養は、差額ベッド代や、時間外診療費などです。

評価療養のところに挙げました「先進医療」ですが、 保険対象外となっている治療法も多くあります。
特にがん治療においては、 先進医療を取り入れた方が、 効果が上がると期待される場合があります。 ですが、日本においては、保険治療と保険対象外の自費治療を併用する 「混合治療」は認められていません。
保険治療に、保険対象外の治療法を加えると、全額自己負担となってしまうのです。

「高額療養費制度」という、一ヶ月あたりの自己負担額が一定を超えると、 後日お金が戻ってくる制度があります。
医療保険制度内での診療ならば、この制度が適応されます。 ですが、特定療養費と、保険対象外の治療はこの対象外となります。

がんの進行度合や治療方法の選択によって、 がん治療にかかる費用は大きく異なってくるのです。